基本の使い方

ピントはどのように合わせるのか?カメラの超基本 - フォーカスの基本情報をまとめてみた。

更新日:

写真のピントを合わせるためのフォーカス。そのピント合わせを自動でしてくれるオートフォーカスは、カメラに一番お世話になる機能じゃないかと思います。

それだけに、オートフォーカスをうまく使いこなす事が、カメラを使いこなすと言っても過言ではないと思います。
今回は、そんなフォーカスの基本についてまとめてみたいと思います。

フォーカスモード

カメラのピント合わせを行うフォーカス機能ですが、どのメーカーのカメラを使用しても、大きく分けて以下の3通りの機能が用意されていると思います。

  • ワンショットAF
  • コンテニュアスAF
  • マニュアルフォーカス(MF)

ワンショットAFとコンテニュアスAFが、カメラが自動でピント合わせを行なってくれるモード、マニュアルフォーカスが自分でレンズのフォーカスリングを回してピントを合わせるモードになります。

カメラから被写体までの距離を測る事を、測距と言います。また、フォーカスポイントの事を測距点ともいいます。

オートフォーカス(AF)

ここからは、カメラが自動的にピントを合わせてくれるオートフォーカス機能の基本操作と、2種類のオートフォーカスモードについてみていきたいと思います。

オートフォーカスの基本操作

どのメーカーのカメラでもオートフォーカスの使い方は共通しています。

シャッターボタンを半押しする。

たったこれだけ。シャッターを半押しすることで、オートフォーカスが動きます。

2019062101

シャッターボタンを半押しすると、オートフォーカスが動き、ピントが合うと”ピピッ”という電子音とファインダー上でピントが合った箇所が光ったりします。なお、ピントが合う事を”合焦”といいます。

ちなみに、シャッターボタンは始めはゆっくり押してくださいね。一気に押すと写真を撮ってしまいますから。

ワンショットAF

続けて、オートフォーカスモードには2つのモードがあります。

一つ目のワンショットAFは、シャッターボタンを半押しした時に一度だけピント合わせを行うモードです。
ピント合わせは、半押しした瞬間のみなので、基本的に風景やスナップなど動かないものや多少動く程度のものの撮影に適しています。

なお、半押しした状態を続けると、ピントを合わせた距離を保ったままとなるオートフォーカスロックの状態になります。
一旦、シャッターボタンを離すとオートフォーカスロックが解かれます。

オートフォーカスロックの状態では、カメラ本体を動かしてもフォーカスは動きません。
このため、フォーカスを合わせにくい被写体を取る場合には、同距離にある別のものにフォーカスを合わせ、フォーカスロック状態でカメラを動かして撮るという方法もあります。

ピントが合った後のマニュアルフォーカス調整

オートフォーカスでピントが合った後に、手動でピントの微調整を行う事も可能です。メーカーによって呼び方は異なりますが、キヤノンの場合にはフルタイムマニュアルフォーカスといいます。

この機能は、オートフォーカスでピントが合った場所が、合わせたい箇所から少しズレてしまった場合に、自分で微調整して合わせ直す時に使用します。

例えば、以下のような被写界深度の浅い写真を撮る場合、一番手前の花にきっちりピントが合っている必要があるので、オートフォーカス後に自分でピントリングを回して微調整したりします。

2019062102

ちなみに、オートフォーカス後のピントの微調整に対応しないレンズ等もあり、すべてのカメラ・レンンズでできる訳ではありません。

コンテニュアスAF

コンテニュアスAFは、シャッターボタンを半押ししている間、常にピントを合わせ続けます。
これは、主に走り回る子供や車や電車など動きがあるものを撮る時に、その被写体の動きに合わせてピントを合わせ続けて撮るといった場合に使用するモードです。
名称は、各カメラメーカーごとに異なります。

下の写真は、コンテニュアスAFで撮影しています。
このモードのコツは、ファインダー内で一定の場所に被写体を保つようカメラを動かすと上手く撮る事ができます。

2019062103

##オートフォーカスポイント
どのカメラも、撮影するフレーム内のどこでピントを合わせるのか、フォーカスエリアを選択する事ができます。
写真の中のどの位置に被写体が置きたいのかに合わせて選択したり、周りのものにピントが合わないようにしたりなど状況に応じて使い分けます。

###1点AF
被写体を選択した1点のAFポイントで、ピント合わせを行うモードです。
明確に捉えたい被写体がある場合や周辺にピントが合いやすいものがある状況などで使用します。

また、AFロックと組み合わせて使用する事で、ピンポイントにピントを合わせて自由に構図を作る事もできます。

2019062104

ゾーン

選択したAFポイントとその周辺の複数のAFポイントでピント合わせを行います。
AFポイントが複数の少し広いエリアとなるため、動きのあるものに対応しやすい事から、被写体に動きがある場合に便利なモードです。

2019062105

自動選択

画面全域でピントを合わせるエリアをカメラに任せるモードです。
主に、被写体が手前にいて、コントラストが高い所にピントが合う印象があります。
とっさに撮ったりする時に便利なのですが、思っていない所にピントが合ってしまう事もあります。

2019062106

AFポイントの選択の私なりのコツ

基本は、中央の1点AFでピントを合わせ、AFロック状態にして、素早く構図を考えて撮りますが、こまめにAFポイントを動かします。
また、コンテニュアスAFの場合には、ピントを合わせ続けるため、AFロックが使用できません。この場合、1点AFだとピント合わせがシビアになるので、構図を考えた上でゾーンを選択して被写体の動きに合わせます。

自動選択は、子供など動きが読めない時にとりあえず撮りたいと言った時に選択します。

マニュアルフォーカス

その名の通り、ファインダーを見ながらピント合わせを自分で行います。
こう書いてしまうと、とても難しく感じてしまいますが、動かない被写体ならじっくりピント合わせができますし、ライブビューやビューファインダーなら一部を拡大してピント合わせを行えるので難しくありません。
マニュアルフォーカスのメリットは、構図を決めてからピント合わせができることかなと思います。

あと、ちょっと難しいですが、動くものを撮る時にも構図を探ると同時にピント合わせを行える事も便利だったりします。

マニュアルフォーカスの置きピンテクニック

動く被写体を撮る時に、マニュアルフォーカスで通過するであろう場所にピントを予め合わせておいて撮る置きピンという方法もあります。

以下の写真は、あまりに高速に走り去っていくため、AFが間に合わないのでコーナーにピントを合わせておいて、走ってきた瞬間を狙って撮った一枚です。

2019062107

ミラーレス一眼では、ピーキング機能が便利

ミラーレス一眼では、マニュアルフォーカスでのピント合わせを補助するために、ファインダー内でピントが合った場所を色付けしてくれるピーキング機能というものがあります。
この機能は、マニュアルフォーカスが簡単になるので、とてもオススメの機能です。

まとめ

当記事のまとめ!
  • フォーカスモードには、ワンショットAF、コンテニュアスAF、マニュアルフォーカスの3種類がある
  • オートフォーカスは、シャッターボタンの半押しで操作する
  • オートフォーカスポイントには、1点AF、ゾーンAF、自動選択AFがある

今回は、フォーカスの基本的な情報をまとめてみましたが、どのモードが使いやすいかとかはなく、使用する状況に合わせて切り替えるのがフォーカスモードの特徴です。

なので、どのようなモードがあって、どんな時に便利なのかを覚えてもらえたら、上達の一歩に繋がると思うので、今回の記事を参考に覚えてみてくださいね。

おすすめの記事

1

カメラってどういう仕組みで写真が写るのかって疑問に思いませんか? 『そんなもん、カメラの電源入れてシャッター押せば写るやんけ』と言われると元も子もないのですが...(汗) カメラで写真が写る仕組みがわ ...

2

カメラやスマホなどのカメラを選ぶ時に、よく”F値”というものを見かけませんか? "F1.8レンズ搭載"なんて表現ですね。 このF値というのは、レンズの性能を表す指標として使われており、値が小さい方が良 ...

3

カメラ初心者にとって、いまいち分かりづらいのは”絞り”じゃないでしょうか? 絞りってどんな機能なのかわからないですよね。 でも、絞りの働きをしっかりと理解しておくと、写真の表現にも活用できるとても大切 ...

-基本の使い方
-, ,

Copyright© シャシンのQ , 2019 All Rights Reserved.