写真の基礎

写真が暗い?明るい?写真の明るさを補正する露出補正

投稿日:

カメラのオート撮影で撮った写真がなんだか暗かったり、明るかったり感じる事はないでしょうか?
それは、オート撮影が苦手としているシーンだからかもしれませんん。

そんなシーンにおいて、撮影者が補正する機能として露出補正機能が用意されています。この機能を使いこなす事で、うまく撮れなかったシーンでも
簡単に補正する事ができます。

今回は、そんな露出補正機能について書いてみたいと思います!

露出って何?って方は、以下の記事で解説していますのでご覧ください。

【写真の基本】写真撮影で最重要!露出について徹底解説するよ!

オート撮影モードも完璧ではない

オート撮影モードは、明るさや状況を判断して自動的に露出の設定を行ってくれるのでとても便利な設定です。
このオート機能は、カメラに内蔵している露出計という明るさを測るセンサーで、写る範囲の明るさや色の構成などの状況から判断して露出値を決定してくれます。

ただ、あくまで写る範囲の明るさを機械的に計測して失敗しにくい設定が選ばれる傾向があるため、状況によっては苦手なシーンというのがあります。

例えば、写る範囲内の明暗差が大きかったり、色の偏りがあったり、全体が暗い、明るいといったシーンなどが苦手です。
こう言った苦手な状況で写真を撮った場合に、写真が思っているよりも暗い/明るいという結果になる場合があります。

このような場合に用意されているのが、露出補正機能です。
露出補正機能は、カメラが設定した露出値から、明るくしたり、暗くしたり、撮影者が明るさを調整することができる機能です。

明るさの調整を行う露出補正

露出補正機能の使い方は簡単で、露出補正に割り当てられているダイヤルやボタンがプラス(明るい)方向とマイナス(暗い)方向があるので、明るく写したければプラス方向、暗く写したければマイナス方向に回す(押す)だけ。

例えば、キヤノンの7DmarkⅡという機種の場合、露出補正が背面ダイアルに割り付けられています。
なので、撮影前にこのダイアルを回すだけで、プラス/マイナス補正が行えます。

2019051703

お使いのカメラでの補正方法は、マニュアルの露出補正の項目を確認してみてください。
ほとんどのカメラが、ダイアルを回すかボタンを押すだけだと思います。

露出補正をプラス/マイナスすることで、以下の写真のように明るく撮ったり、暗く撮ったり、カメラの露出値から補正して撮る事ができます。

2019061101

補正の実例

では、実際に露出補正を行う実例を紹介したいと思います。

ここで使用するのは、窓のレースカーテンの前に置いたカエルさんです。
窓を背景にしているので、背景の明るさにカメラは基準を合わせてしまい、主役であるカエルさん自体が暗く写ります。
これを明るくして綺麗に補正して撮れるようにしてみたいと思います。

まず、露出補正の目安になるのが、ファインダー内やモニター上に表示される露出補正の指標です。
この指標を見れば、プラスに補正しているのか、マイナスに補正しているかがわかるようになっています。はじめは、指標が真ん中を示していますので、露出補正は何も行われていない事になります。

この状態では、カエルさんが暗く写ってしまっているので、これを明るくなるよう、露出補正ダイアルをプラス方向に回します。

2019061102

下の状態は、+1の露出補正を行った状態です。
指標を見てもらうと、プラス方向の1の場所を示しているので、+1の露出補正が行われる状態である事がわかります。
最初よりもカエルさんが少し明るくなったもののまだ暗めなので、さらにプラス補正を行ってみます。

2019061103

+2の露出補正を行うと写真全体がかなり明るくなり、カエルさんも明るくなりました。

2019061104

今回の場合、+2の露出補正を行う事で丁度良い明るさの写真にする事ができました。
もし、写真が明るくなる場合には、今回とは逆にマイナス補正を行う事で丁度良い明るさに調整する事が可能になります。

まずは一枚撮って確認する

少し難しく感じるかもしれませんが、デジタルカメラなので取り敢えず1枚撮って状態を確認すれば、どちらに補正する必要があるのかすぐにわかります。
確認後、補正して取れば、丁度良い明るさで写真が撮れます。
ただし、液晶モニターの明るさとパソコンのモニターの明るさが合わない事もあるので、少しだけ注意が必要です。

まとめ

当記事のまとめ!
  • カメラのオート機能にも苦手なシーンがある
  • カメラが決定する露出は、露出補正で補正する事ができる

いかがでしたでしょうか?
補正と聞いて難しそうと想像されたかもしれませんが、とっても簡単んですよね。ダイアル回すだけですからね!

うまく使えば簡単に使いこなせるようになるので、ぜひお試しくださいね!

おすすめの記事

1

カメラってどういう仕組みで写真が写るのかって疑問に思いませんか? 『そんなもん、カメラの電源入れてシャッター押せば写るやんけ』と言われると元も子もないのですが...(汗) カメラで写真が写る仕組みがわ ...

2

カメラやスマホなどのカメラを選ぶ時に、よく”F値”というものを見かけませんか? "F1.8レンズ搭載"なんて表現ですね。 このF値というのは、レンズの性能を表す指標として使われており、値が小さい方が良 ...

3

カメラ初心者にとって、いまいち分かりづらいのは”絞り”じゃないでしょうか? 絞りってどんな機能なのかわからないですよね。 でも、絞りの働きをしっかりと理解しておくと、写真の表現にも活用できるとても大切 ...

-写真の基礎
-, ,

Copyright© シャシンのQ , 2019 All Rights Reserved.